脳の老廃物排出システムを薬で活性化するとタウ病理が抑制 ―アルツハイマー病などタウオパチーの新たな治療戦略となる可能性―
2026-08-17
アルツハイマー病などのタウオパチーでは、脳内の老廃物排出機構であるグリンパティックシステムの機能低下が報告されています。本研究では、AQP4活性化薬TGN-073によってグリンパティック機能を促進すると、タウオパチーモデルマウスにおけるタウ蓄積、神経細胞死、炎症が抑制されることを明らかにしました。これらの効果はAQP4欠損マウスでは消失することから、グリンパティックシステムがタウオパチーの新たな治療標的となる可能性が示唆されます。本研究成果は「Molecular Neurodegeneration」誌に掲載されました。