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日本人ALS 患者の発症年齢に関連する新規遺伝子としてGPM6A を同定” ~ALS発症時期の違いの背景を明らかにし、個別化治療の手がかりに

愛知医科大学(祖父江元、熱田直樹、中村亮一、藤内玄規)・名古屋大学大学院医学系研究科(中杤昌弘、松田侑美)・慶應義塾大学再生医療リサーチセンター(岡野栄之、森本悟)らの共同研究チームは、日本人ALS患者2,015例のゲノムワイド関連解析により、GPM6A遺伝子座がALS患者の発症年齢と関連することを明らかにしました。ALSの臨床的多様性をもたらす遺伝的要因を示し、個別化治療に向けた分子基盤の一端を明らかにするものです。本研究成果は『Communications Biology』に掲載されました。