脳の「時計」は1つではない 脳領域同士時間を共有しながら独自にも動く仕組みを発見
2026-07-08
研究グループは、経過時間を判断する課題を遂行中のマウスに対し、広視野2光子顕微鏡を用いて、大脳皮質の二次運動野と後部頭頂皮質の神経活動を同時にカルシウムイメージングしました。その結果、二つの連合野における経過時間表現は、常に一致しているわけではなく、協調する状態と、独立した表現を保つ状態がバランスしていることが明らかになりました。本成果は、連合野間の協調性がどのように成り立つのかを示すものであり、広域脳ネットワークにおける情報処理異常としての精神疾患の理解にもつながることが期待されます。本研究成果は、国際学術誌「Nature Communications」に掲載されました。