生きたまま頭蓋骨を透明にする「シースルー法」を開発 -頭蓋骨を残したまま、簡便・非侵襲・高精度に脳内をライブイメージングできるようになった!-
2025-08-27
新潟大学脳研究所の三國貴康教授、田井中一貴教授、理化学研究所脳神経科学研究センターの村山正宜チームディレクターらの共同研究グループは、生体脳内を低侵襲に観察できる頭蓋骨透明化技術「SeeThrough(シースルー)」を開発しました。この技術により、頭蓋骨を除去することなく、安全かつ簡便に、ミクロからマクロのスケールで脳内をリアルタイムで観察できるので、行動や病態における脳内情報処理の理解が進みます。本研究成果は「Nature Communications」に掲載されました。