高校生はコロナ禍で抑うつになりにくくなっていた?~心の変化を”地形図”で可視化、集団傾向を数理的に解析~
2026-02-02
東京ティーンコホートの高校生84名を対象に、コロナ禍前・禍中の抑うつに関する月次WEBアンケートをエネルギー地形解析で解析しました。その結果、コロナ禍で抑うつになりにくい集団傾向が示されました。また、層別化解析により「低く安定なグループ」と「高く不安定なグループ」を同定し、コロナ禍中で前者は抑うつへの遷移が起こりにくく、後者は健康へ戻りやすいことが示されました。さらに、経時的MRI検査から、脳構造の成長過程の抑うつへの関与が示唆され、将来の大規模な社会変化時における早期支援対象の特定への応用が期待されます。本研究成果は、「PLOS Medicine」に掲載されました。