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生きたまま組織を透明化できる試薬の開発正常機能を保持したまま透明化して神経細胞の活動を蛍光観察することに成功

九州大学の今井猛主幹教授らの共同研究グループは、正常な細胞機能を維持したまま、組織を透明にできる試薬「SeeDB-Live」を開発しました。固定標本に用いられる既存の透明化試薬は、いずれも毒性や浸透圧が高く、細胞機能を維持することは困難でした。本研究では、細胞外液にタンパク質の一種であるアルブミンを加え、浸透圧を上げることなく屈折率を最適化し、生きた組織の非侵襲的な透明化を実現しました。本成果は、脳などの組織深部における蛍光イメージングを可能にし、広くバイオイメージングの発展に寄与することが期待されます。本研究成果は、「Nature Methods」誌に掲載されました。