孤発性筋萎縮性側索硬化症の病態介入治療標的同定と創薬シーズ開発:大規模臨床ゲノム情報と患者由来iPS細胞/運動ニューロン統合解析を介して

参画期間:
FY2025-FY2029

代表者

祖父江 元
愛知医科大学 学長
筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療開発は悲願ですが、特に孤発例での治療開発の方法論は確立していません。この研究では、大規模患者レジストリに蓄積されたALS患者さんの臨床情報、ゲノム情報、患者さん由来のiPS細胞とそこから作製された運動ニューロンの組み合わせを基盤とします。数理・AI解析を含む統合的な解析を行い、治療標的遺伝子・分子とそれらに介入する治療薬候補を同定し、ALS患者さんのiPS細胞由来の運動ニューロンで検証を行い、治療薬の開発を進めます。ALS治療開発の新たなパラダイムの提示を目指します。

分担者

熱田 直樹
愛知医科大学 医学部 教授
島村 徹平
東京科学大学 総合研究院 教授
中杤 昌弘
名古屋大学 大学院医学系研究科 准教授
岡田 随象
東京大学 大学院医学系研究科 教授
長﨑 正朗
九州大学 生体防御医学研究所 教授
小泉 桂一
富山大学 学術研究部薬学・和漢系/和漢医薬学総合研究所 教授
岡野 栄之
慶應義塾大学 再生医療リサーチセンター 教授/センター長
森本 悟
慶應義塾大学 再生医療リサーチセンター 特任准教授/副センター長
岡本 到
神戸天然物化学株式会社 医薬事業部原薬開発部 次長