参画期間:
				FY2025-FY2027
			代表者
 
				
					内ヶ島 基政				
				
					新潟大学 脳研究所 研究教授				
				
				
					ヒトの脳は、構造及び機能の両面においてモデル動物の脳と大きく異なっています。そのため、ヒトの高次脳機能ダイナミクスの理解には、その基盤となるヒト脳に特有なシナプスの分子形態学的多様性を知ることが必要です。本研究課題は、シナプス分子の高感度検出を可能とする新規固定法をヒト剖検脳に応用することで、1シナプスレベルの定量的シナプス分子発現情報であるヒト脳シナプトームのマッピング法を開発します。これを通じて、ヒト脳に特有なシナプス集団の分子形態基盤と高次脳機能における役割の解明を目指します。