代表者
浅岡 希美
京都大学 大学院医学研究科 助教
私たちは、これまでに医療ビッグデータ解析や病態モデル動物を使って強迫症に対する治療効果が期待できる薬物を探索してきました。本研究課題では、これまでに見出した候補化合物の強迫症への治療効果を評価します。また、強迫症と同様に、特定の物事を何度も繰り返してしまうという症状を示す依存症や摂食障害に対しても、見出した候補化合物が治療効果を示すかどうかを病態モデル動物を使って検討します。これらを通じて、候補化合物の強迫症に対する治療効果を評価するとともに、依存症や摂食障害に対する治療への応用可能性も検証します。