デジタルツインマーモセット開発

代表者

中江 健
自然科学研究機構 生命創成探究センター 特任准教授
認知症などの神経変性疾患の早期発見のため、特殊な装置を使わずカメラだけで動物の行動を詳しく観察・記録するシステムを開発します。小型の霊長類(コモンマーモセット)を対象に、何を見て、何に触れ、どう行動するかを特殊な装着器具を用いずに自動的に大量に計測します。そして、そのデータからデジタル空間上で動物の「デジタルツイン(仮想の分身)」を作ります。このデジタルツインの変化を分析することで、早い段階で病気の兆候を発見できる手法の確立を目指します。

分担者

宮部 貴子
京都大学 ヒト行動進化研究センター 助教
Thomas Diego
九州大学 システム情報科学研究院 准教授
兼子 峰明
自然科学研究機構 生理学研究所 特任助教