代表者
王子 悠
順天堂大学 医学部 准教授
本研究では、パーキンソン病(PD)の病態解明のために、プロサポシン(PSAP)とプログラニュリン(PGRN)の異常が、リソソーム酵素でありPD病態に関わるグルコセレブロシダーゼ(GCase)の局在や活性に及ぼす影響を解析します。細胞モデルやマウスモデルを用いて、PSAPとPGRNの機能ネットワークの変化がPD病態のトリガーとなることを見出し、これらの異常を改善する化合物を探索し、得られた知見からPDの新たな疾患修飾治療薬を開発します。