AMPA受容体PETイメージング基づいた認知症病態回路の解明

代表者

高橋 琢哉
横浜市立大学 大学院医学研究科 教授
興奮性グルタミン酸AMPA受容体をヒト生体脳で可視化できるPET画像技術(AMPA-PET)(Miyazaki et al., Nature Medicine, 2020)を活用して、AMPA受容体の脳内の発現密度・分布を手がかりに、アミロイドベータやタウが脳内に蓄積していく過程や抗体治療によってアミロイドベータが減少する過程において、脳のどの神経回路が認知機能障害に関係するのかを明らかにします。この研究によって、認知症の病態を決めるヒト脳内回路を網羅的に明らかにします。

分担者

樋口 真人
量子科学技術研究開発機構 脳機能イメージング研究センター センター長