代表者
小池 進介
東京大学 大学院総合文化研究科 准教授
本研究開発の目的は、精神疾患ヒト多階層データベースを活用し、数理科学と臨床精神医学の共創によって精神疾患サブタイプのヒト病態メカニズムを明らかにすることです。そのために、多階層データを収集し、迅速な数理解析を可能にするコアサイト、集約サイトを設置します。次に、10,000計測に及ぶデータを数理解析し、脳構造・機能、神経回路、分子、遺伝子など、多階層での病態モデルを構築します。この病態モデルからデジタル脳を構築し、基礎神経科学との共同研究により、双方向のトランスレーショナルアプローチを実現します。
分担者
池亀 天平
東京大学 医学部附属病院 助教
中島 振一郎
慶應義塾大学 医学部 専任講師