代表者
平井 宏和
群馬大学 大学院医学系研究科 教授
近年、ウイルスベクター技術は目覚ましい発展を遂げ、基礎研究への利用だけでなく、遺伝子治療への臨床用も進んでいます。しかし再現性が取れないベクターも多く、また実験条件により結果が異なることも珍しくありません。各々の研究者が、玉石混合のウイルスベクターの再現性を検証し、さらに自ら独創的なウイルスベクターを開発して研究に取り入れて行くのは容易ではありません。本研究課題では、日進月歩のウイルスベクター技術の基盤整備を行い、ウイルスベクターに関する世界トップレベルの開発拠点の構築を目的とします。