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覚醒下でサル脳の機能を探る 
ヒトサルネットワークを直接比較する技術開発

2026-09-03

霊長類の脳を機能的MRIで調べる研究の多くは麻酔下で行われてきましたが、麻酔は脳の機能的状態そのものを変えてしまうため、覚醒下で計測されたヒトのデータとの比較は困難でした。研究グループは、覚醒下のマカクザルの脳を高感度かつ高速に撮影する24チャンネルの受信コイルを開発し、鉄系造影剤を用いて信号を増強する撮像法と、信号に含まれるノイズを同定・除去する解析法とを組み合わせることで、個体ごとに再現性の高い脳機能回路の計測を可能にしました。今後、ヒトの機能的MRIと比較解析を進めることで脳の高次機能・疾患・進化を調べる研究への活用が期待されます。本研究成果は、国際学術誌「Imaging Neuroscience」に掲載されました。