認知症保護的バリアント機能解明に基づく治療の研究開発

代表者

井上 治久
京都大学 iPS細胞研究所 教授
我が国における認知症の患者数は数百万人を超え、本症の予防と制圧は、医学的のみならず社会的・経済的な喫緊の課題です。これまで、国内外の遺伝コホート研究により、孤発性アルツハイマー病におけるAPOE遺伝子の多型など、疾患の発症や進展に関わる遺伝的多様性が明らかになってきています。本研究開発では、認知症に対して保護的に作用するバリアントの分子メカニズムの解明と、それに基づく治療シーズ開発を目指しています。

分担者

今村 恵子
京都大学 iPS細胞研究所 特定拠点講師
近藤 孝之
京都大学 iPS細胞研究所 特定拠点講師
桃沢 幸秀
理化学研究所 生命医科学研究センター チームリーダー
笹栗 弘貴
理化学研究所 脳神経科学研究センター ユニットリーダー
星野 温
京都府立医科大学 大学院医学研究科 講師