代表者
田口 智之
京都大学 大学院医学研究科 特定助教
申請者が作製したパーキンソン病(PD)モデルマウス(tgPDマウス)は早期PD患者の病態を模倣したモデルです。このtgPDマウスの解析から、タイプ1インターファロン(IFNⅠ)シグナルがその病態に関与している可能性が示唆され、さらにC型肝炎患者の疫学データから、IFNⅠ治療がPDリスクを低下させる可能性も示唆されています。本研究では、tgPDマウス及びヒト検体(剖検脳および血液)を用い、IFNⅠを軸としたPDの病態をsc-RNA-seq解析などを駆使して明らかにします。
分担者
月田 和人
京都大学 大学院医学研究科 特定助教
白柏 魅怜
京都大学 医学部附属病院 特定病院助教