コネクトーム遺伝子個体差の種間比較からみた脳加齢機構

代表者

林 拓也
理化学研究所 生命機能科学研究センター チームリーダー
人は100歳以上生きることができる長寿の生物です。「見た目が若い」現象と同じように「脳が(生物学的に)若い」現象があるのでしょうか?本研究では、理研が開発した先進的な脳コネクトームMRI技術を用いて、数百名規模の参加者の脳の加齢現象を調べ、認知機能、遺伝子、脳の結合性の関係を検証します。ヒトと実験動物として最もヒトに近い霊長類の両方でこれらのパターンを研究することで、脳の加齢メカニズムの解明と、加齢性疾患や発達障害の診断・予防に役立つ脳年齢バイオマーカーの開発を目指します。

分担者

石原 暢
神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 准教授
高岸 治人
玉川大学 脳科学研究所 教授
村山 美穂
京都大学 野生動物研究センター 教授
横山 ちひろ
奈良女子大学 研究院生活環境科学系 教授
BAI Wenjun
国際電気通信基礎技術研究所 脳情報通信総合研究所 専任研究員