クライオ電子顕微鏡を用いた神経変性疾患タンパク質の構造解析基盤の創出

代表者

樽谷 愛理
東京都医学総合研究所 脳・神経科学研究分野 研究員
近年、タウオパチーやシヌクレイノパチー、TDP-43プロテイノパチー等の神経変性疾患脳に蓄積するアミロイド様に構造変化したタウやαシヌクレイン、TDP-43の構造的理解が飛躍的に進んでいます。本研究開発では、国内に設置されたクライオ電子顕微鏡を用いて病因タンパク質線維の3次元構造決定を実現する実験的・技術的基盤を創出することを目的とします。この基盤から得られる構造的知見を基に、患者脳病態の多角的理解を目指します。

分担者

長谷川 成人
東京都医学総合研究所 脳・神経科学研究分野 分野長