脳は、物理的な側面と情報処理的な側面の2つが絡み合って構成されています。物理的な側面では、Allen Brain AtlasやHuman Connectome Projectに代表されるように、最新の計測技術と情報技術を組み合わせた脳の大規模データベースが構築されつつあります。脳の情報処理という面では、脳の構造やアルゴリズムに着想を得た人工知能が大きなブレークスルーを果たし、ChatGPTのような一般向けの製品が生み出されています。「デジタル・ブレイン」のコンセプトは、脳とその情報処理をデータベース化し、神経科学の新時代を切り開くものです。このコンセプトをさらに発展させるためのセミナーを開催しています。
企画運営: 中江健 (自然科学研究機構生命創成探究センター)、田上 大助 (九州大学)、銅谷 賢治 (沖縄科学技術大学院大学)
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