ATUM-SEM法を用いた大脳皮質局所神経回路の超微細構造3次元解析の標準化と迅速化

参画期間:2019-2023
代表者
窪田芳之

窪田 芳之

自然科学研究機構 生理学研究所 准教授

大脳皮質では、各種神経細胞が視床や他皮質領野からの多様な入力を統合処理し、複雑な高次脳機能を実現している。大容量電顕画像データセットから神経回路構造を3次元再構築解析し結合規則を抽出することは、脳機能構築を理解するための有力な手段となる。しかしながら、現状は、電顕観察や画像解析の非効率性が障壁として厳存しており容易ではない。本技術をより利用しやすくするために標準化と迅速化を進める。